間違いやすい日本語

今回は日本語学習者が間違いやすい表現を紹介します

それは「見る」と「見える」と「聞く」と「聞こえる」

間違いやすいひとつの原因が「見る」の可能形が口語では「見える」が良く使われているので、発音が同じになります。

従って、良く間違えてしまうのです。

正確に言うと
『見る』の可能形は『見られる』
『聞く』の可能形は『聞ける』

『見える・聞こえる』の意味は、
自発性の意味をもった自動詞
当人の意志に関係なく、自然に像や音が目や耳に入ってくる場合に使われる。 
目や耳の機能的な有無にも使う。

例えば、
大きな声が聞こえますから、寝られません
目が悪くて、掲示板の字が見えない

『見られる・聞ける』
他動詞『見る・聞く』の可能形
意志をもって、見よう、聞こうとする時に可能になることを表す。
実現できるような条件が整っているかに視点がおかれる。

例えば、
銀座に行けば、懐かしい映画が見られる

日本人でも改めて考えると、少し混同してしまうかもしれませんね。

また自然と使い分けることができても、説明するのは難しいものです。

ぜひ参考にしてみてください。

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