日本語教授カリキュラム「は」と「が」の違い
日本語教授カリキュラム「は」と「が」の違い
①むかしむかし、おじいさんとおばあさんがいました。
②おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川に洗濯に行きました。
この文章はよく耳にしたフレーズだと思います。子供の頃に両親や先生に読んでもらったという人は多いのではないでしょうか。 ここで疑問なんですが、①ではがですが、②でははになっています。この理由を答えることができる日本人はどのぐらいいるでしょうか。
今月は日本語教授/カリキュラムのひとつ、「は」と「が」の違いについて紹介したいと思います。
外国語能力を向上させるためには、自分の母国語力、日本人であれば日本語能力は必須条件です。母国語力を向上させるためには、もっと母国語について興味を持つことが大切だと考えています。
今月は、私が日本語に興味を持ったきっかけである「は」と「が」の違いについて紹介します。 ここで紹介するのは日本語の魅力のほんの1部ですが、多くの日本人が日本語に興味を持ち、また自分たちが使用している言語がいかに高いレベルの言語なのかということを認識して、語学能力に自信を持っていただきたいです。
このことにより、皆さんの外国語学習に役立つことを願っています。
疑問詞の位置
- 『が』・・・・『が』の前に疑問詞がくる
誰が行きますか どちらがいいですか - 『は』・・・・『は』の後ろに疑問詞がくる
好きなのはどちらですか
『が』は未知を示し、『は』は既知を示す
- 例:船の上から人が手を振っている。 あの人は誰だろう?
- 例:むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
『が』は描写文(現象文)を表し、『は』は判断文(説明文)を表す。
- あっ、雨が降ってきた
- これはカルピスです
疑問文・質問文に対する答えの文
- 答えが肯定の場合、『が』で示した疑問文には『が』で答え、『は』で示した疑問文には『は』で答える
- 答えが否定の場合、『が』で示した疑問文にも『は』で示した疑問文にも『は』で答える。
対比を表すには『は』を使う
- 例:紅茶は好きだが、コーヒーは嫌いだ。
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