2015.10.20
カテゴリ：ブログ
どうして日本語教師が不足しているのか？
- 皆さん、こんにちは。
- 現在、日本語学校業界では、日本語教師が不足して非常に困っています。
- 日本語教師の資格（420時間養成講座コース受講者または日本語能力検定試験合格者または大学で日本語学を専攻/副専攻している方）を有している方であれば、多くの学校より誘いが来ることでしょう。
- 数年前までは、なりたくても、なかなか採用されることがなかった日本語教師の職、現在は、日本語教師になりたい方が、多数の学校から選べる時代になってきています。
- それではどうしてこのような現象が生じているのでしょうか。
- それは留学生の数が増えたことが原因しています。
- 日本語学校には、日本語学習を希望している海外在住の方に日本に滞在して留学するためのビザを発給する権限はありません。
- 全ては、法務省入国管理局が管理しています。
- この入国管理局が許可してくれれば、学生ビザを取得するチャンスが広がり、不許可となれば、日本留学が夢となってしまいます。
- 数年前より、留学生審査の基準がより明確となり、この許可率が非常に高くなりました。 その結果、留学生が非常に増えました。 それに伴い、日本語学校の数も増えてきています。
- その前までは、基準があいまいで、許可率も低く、日本語学校業界には明るい未来が見えない状況であったため、日本語教師の職をあきらめ、他の業種に流れて行った方が非常に多かったのです。
- それが逆転したため、学生が増えて、教師の需要が高くなってきましたが、教師自体の数が間に合っていないという状況にあるのです。
- 如何でしょうか。 このタイミングに、日本語教師を目指してみませんか。 常に日本語教師を募集している学校が多数あります。
- ただ、1点ご注意ください。
- ここ数年にわたって留学生が急激に増えたため、それに伴い、いろいろな犯罪が増えているのも事実です。 それにより、日本語学校の管理が悪くなり、入国管理局からの評価が下がってしまって、経営が難しくなっている学校も増えているのが事実です。
- まだまだ浮き沈みが激しい業界といえるかもしれませんね。
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